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木造十一面観世音坐像 (県指定有形文化財(彫刻)) バナー
 
木造十一面観世音坐像
 
メモ
木造十一面観音坐像もくぞうじゅういちめんかんのんざぞう (県指定文化財けんしていぶんかざい

 金剛院こんごういんの十一面観世音坐像は、もと石岡市田島いしおかしたじまにあった三面寺さんめんじ本尊ほんぞんつたえられています。
 このぞうは、檜材ひのきざい寄木造よせぎづくり像高ぞうこうは113センチメートルで、つくられたのは鎌倉末期かまくらまっきから南北朝なんぼくちょうですが、江戸中期えどちゅうき江戸末期えどまっき補修ほしゅうおこなわれたとおもわれます。
 近年きんねんにも修理しゅうりが行われましたが、保存状態ほぞんじょうたいく、市内しないにおける最古さいこ仏像ぶつぞうひとつで、仏教美術ぶっきょうびじゅつるうえで貴重きちょう資料しりょうです。
案内板
木造十一面観世音坐像 (県指定有形文化財(彫刻))

   所在地:石岡市田島1丁目2−30(金剛院)
   指定年月日:平成18年11月16日(市指定:昭和58年10月25日)

 金剛院の十一面観世音坐像は、もと田島台にあった天台宗廻向山三面寺(廃寺)の本尊である。
 この像は、檜材寄木造で、像高は113センチメートル。本躯部は鎌倉末期から南北朝の作、両腕・天衣・膝前などは江戸中期、台座・光背は江戸末期の補修と思われる。
 躯部の古い部分は保存状態も良く、県指定十一面観音立像(市内若宮)と並び市内においては最古の仏像で、仏教美術を知るうえで貴重な資料である。(注:平成17年に全面補修が実施された)

   昭和60年1月
      石岡市教育委員会
      石岡市文化財保護審議会
碑文
金剛院十一面観世音坐像修復記念

 金剛院の十一面観世音坐像は、もと田島台にあった天台宗廻向山三面寺(廃寺)の本尊である。
 この像は、檜材寄木造で、像高は113センチメートル。本躯部は鎌倉末期から南北朝の作、両腕・天衣・膝前などは江戸中期、台座・光背は江戸末期の補修と思われる。
 石岡市より昭和58年(1983年)10月に市指定有形文化財に指定された。
 十一面観世音坐像は、田島区民の信仰の対象として、季節毎の祭事に大切に取扱われてきたが、江戸期以来、本格的な修復を行っていないことから、漆箔及び彩色が剥落・退色し、継目が緩み離れ、全体にわたり損傷が甚だしい状態となっていた。
 そこで、将来へ地域の文化と信仰を引継いでいくためには、修復が必要と田島区民の意見が一致した。
 修復は、全区民からの浄財を頂戴し、さらに石岡市教育委員会の助成金・ご指導を受け実現した。
 今、鮮やかに修復なった十一面観世音坐像ならびに厨子を拝し、先祖から伝承された信仰心と文化財を次の世代に引継ぐ責任を改めて深く感じているところである。

   平成17年3月吉日
      田島区一同
( 登録No.106/07.04.04 3版/10.04.04 )